大イチョウ

　和栗の長光寺境内に立つこの大イチョウ。樹高約35メートル、樹齢は700年にも達するといわれています。昔、秋葉三尺坊というえらいお坊さんが神戸（飯山市神戸）より、神戸のイチョウの枝を杖として持ち帰り、この地にさしたのが由来であるといわれています。その時、杖を逆さにさしたため根元よりも上部が太く、「逆さイチョウ」とも呼ばれています。

　長光寺ではこの偉いお坊様をおまつりする木として、また火災から家を守るありがたい仏様として、毎年お札を印刷して信者に分けています。