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浄蓮寺のボダイジュ

公開日 2013年03月21日

更新日 2024年03月29日

 中村の浄蓮寺の本堂北側にあるシナノ木科の大木です。太さ2.25メートル、高さ18メートル、枝張り東6.0メートル、西6.5メートル、北7.5メートル、南4.0メートルです。

 ボダイジュ(菩提樹)の名前は、仏教聖地のインドボダイジュ(クワ科イチジク属)に葉の形がにているので、中国でつけられた名前です。このシナノキ科のボダイジュは、中国ではお寺に多いと思います。お坊さんの栄西という人が中国天台宗の寺でこの木を見て、日本に帰る時この種を持ち帰って(1191年)、奈良の東大寺に植えたといいます。以来日本の多くのお寺でこの木を植えたといいます。中野市、下高井では中野市竹原の専福寺にもありますが、それよりも樹齢(昭和55年(1980年)発行の木島平村誌には樹齢推定180年とある)も多く、木も大きい。長野市信大附属長野小学校の校庭にもあるが、それよりも大きい。(長野のものは旧県立長野中学校-現長野高校の時代から移植されていたものです)。このように仏教に関係が深い木で、この地域では数が少ないので、大切に保護することが必要であると思われます。

浄蓮寺のボダイジュ

浄蓮寺のボダイジュ
住所 穂高2970(浄蓮寺)   
村指定番号 42
指定年月日 平成5年4月16日

地図

浄蓮寺のボダイジュ

お問い合わせ

木島平村教育委員会 教育委員会生涯学習課 生涯学習係
TEL:0269-82-2041