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木島平村

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おでかけ情報:文化財・民俗芸能:根塚遺跡

公開日 2013年3月21日

最終更新日 2021年4月12日

根塚遺跡

根塚遺跡は馬曲川肩状地扇端に位置する根塚丘陵(東西105メートル・南北58メートル・丘頂標高329.66メートル)にあります。1996年の大塚沖再基盤整備事業(ほ場整備)の際に、田園地帯の中にある丘陵から弥生時代終末期の鉄剣が出土。同年この土地を村で買い上げ、遺跡の全容を解明するため、大規模な発掘調査が行われました。
調査の結果、この遺跡は縄文時代・弥生時代・古墳時代・平安時代・中世にわたる複合遺跡であり、その中心が弥生時代であることが判明。1997年には、県内でも類例の少ない中世鍛冶炉が発見され、1998年には「大」の文字が記された刻書土器が発見されました。

 

根塚遺跡の写真
▲のどかな田んぼ中から、歴史的な発見が!

主な遺構

  • 円形墳丘墓・木棺墓(7基)・集石墓(3基)〈弥生時代〉
  • 方形周溝墓・割竹形木棺墓(2基)〈古墳時代〉
  • 住居址(3軒)・掘立柱建物址(1基)〈平安時代〉
  • 鍛冶炉址と付随建物址〈中世〉

主な遺物

■土器(壺、高杯、鉢など)

弥生時代後期箱清水期のものが大量に発見されました。千曲川流域の土器の特徴である赤色塗彩の特徴が見られます。その筆順から、朝鮮半島との関連を示す資料として話題を呼んだ「大」と記された刻書土器(3点)もここに含まれています。

刻書土器に「大」の文字が記されている写真
▲「大」の文字が記された刻書土器

 

■鉄剣

発見された鉄剣は3振り。弥生時代終末期の鉄剣としては日本最大。1号剣は長さ56センチメートル、幅3センチメートル、厚さ0.8センチメートル、2号剣は長さ74センチメートル、幅3.5センチメートル、厚さ1センチメートル、3号剣は長さ47センチメートル、厚さ0.7センチメートル、幅3.3センチメートル。1号剣と3号剣は実用剣で、2号剣は儀礼剣と考えられています。2号剣には柄頭に1か所、柄尻に2か所の渦巻文装飾が施されており、装飾の渦巻文は朝鮮半島南部の伽耶地方独特のものということで、木島平村と伽耶との日本海ルートを通じた直接交流をも示唆しています。
また、これだけの長剣をもちえた人物は、相当の地位があり、かつて木島平村にその人物を頂点とした地域的な政治集団が存在したことが想像されます。
出土した鉄剣の写真

▲渦巻文の装飾が施された2号鉄剣

 

■装身具

装身具は勾玉(全長4センチメートル、L字型に湾曲しており翡翠製)、管玉(76点、うち75点が細型で碧玉44、鉄石瑛31)、ガラス小玉(185点、色調はブルー系主体であるが、産地については不明)。

 

【お問い合わせ】

木島平村教育委員会
電話 0269-82-2350

 

 

お問い合わせ

総務課 政策情報係
TEL:0269-82-3111
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