公開日 2025年10月14日
更新日 2025年11月18日
「馬曲温泉公園」開設から37年 温泉の存続について検討を進めます
「馬曲温泉公園」は、昭和63年の開業以来37年間にわたり、村民をはじめ、村を代表する観光施設として村内外大勢の皆様にご利用をいただきました。
この度、施設を運営する事業者と村との間で協議した結果、令和7年11月24日(月曜日)をもって、現運営事業者による営業を終了することとなりました。
今後「馬曲温泉公園」の方向性については、村民の皆様からのご意見を伺いながら、検討を進めたいと考えています。
なお、今後開催をする説明会の場でも、村民の皆様からの意見を伺う予定です。
ご意見をお寄せいただける方は、下記の様式へ記入をしていただき、商工観光係宛にメールまたはご持参ください。
馬曲温泉のこれまで
1.内湯閉鎖の経過と対応
令和7年3月1日、内湯棟の天井の梁が腐食により崩落しました。
躯体部分の損傷であることから、今後、内湯棟を使用し続けることは困難であると判断し内湯を閉鎖しました。

2.建物調査結果の概要
この梁の崩落を受けて、内湯棟以外の全ての建物について点検調査を行い、この結果、受付・休憩スペースがある「本館」以外の「内湯棟」「いこいの家」「露天脱衣所」「梨の木荘」は、屋根や基礎部分の劣化、地盤沈下が要因と思われる柱や床の傾きなどが確認され、施設の大規模改修(建て替えも含む)が必要であるということが判明しました。
3.利用者の低迷と燃料コスト増加による経営圧迫
昭和63年に開業し、高社山を望む眺望が好評を得て、ピーク時の平成3年には年間26万人の利用者がありました。これ以降、全国各地で日帰り温泉が開業されたこともあり、利用者は年々減少し、令和元年以降は5万人を下回る状況となりました。
施設の管理運営は、村の第三セクターである木島平観光株式会社が担ってきましたが、利用者の減少や光熱費など、管理コストの増加を背景に、民間事業者への施設貸付による再生を図る方針とし、令和5年度に1年間休業して令和6年4月末にリニューアルオープンしました。
施設は運営者により改修され、運営をスタートしましたが、令和6年度の利用者の実績は約2万8千人と目標を下回り、今年度に入っても利用者数の低迷が続き、加えて運営コストが想定を上回り、厳しい運営状況が続いています。特に運営コストに占める燃料費・光熱水費の割合が大きく、源泉の加温に必要なボイラー燃料費は物価高騰の影響を受け、令和元年度実績の1.6倍の約1,600万円に増加しています。
4.老朽化対策と燃料コスト縮減に向けた施設整備の検討
建物の調査結果を踏まえ、運営事業者と協議検討し、外湯に特化した施設づくり(外湯に内湯機能を追加)を検討することとし、大規模改修が必要な「内湯棟」「いこいの家」「梨の木荘」については、解体撤去して必要な施設整備を検討することとしました。
また、運営を圧迫している一番の課題であるボイラー燃料費を削減するため、源泉ではなく循環ろ過後の湯を加温するボイラーの効率化を図る工事も併せて検討することとしました。
5.運営事業者から示された財政支援額
上記の施設整備の検討をはじめた本年6月、運営事業者から、利用者数の低迷と運営費の高騰により、現状のままでは運営継続が困難である旨の協議がありました。
協議検討の結果、上記に掲げた施設整備のほか、追加の運営補助金が必要であると判断し、これらについて村議会に報告、協議を重ね、令和7年度の追加運営補助金1,000万円を盛った補正予算案を9月議会に提出しましたが、当面3か月の補助金として500万円に減額修正されました。
この議決結果を踏まえ、事業者と今後の対応を協議し、現運営事業者による営業を11月24日で終了することになりました。
| - | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|
| 当初契約に基づく運営補助 | 500万円 | 500万円 |
| 追加運営補助金 | 1,000万円※1 | 1,500万円 |
| 合計 | 1,500万円 | 2,000万円 |
※1 令和7年度の追加運営補助金1,000万円の補正予算案を9月議会に提出
今後のスケジュール
| セル | セル |
|---|---|
|
10月15日~ 11月10日 |
◆村民意見募集(11/10締切) 村10月広報及び、村ウェブサイトに記事掲載 提出用紙:意見公募用紙[DOCX:13.1KB] 提出先:産業課商工観光係 |
|
10月27日 |
◆村民説明会 15:00~ 農村交流館 18:30~ 木島平村役場 |
|
11月上旬~ 12月下旬 |
◆サウンディング型市場調査 施設活用について民間事業者の意見、提案を求め、市場性等を調査 |
| 12月議会 |
◆源泉維持のため揚湯ポンプ電気料等を予算措置 ※ポンプ運転を継続しながら方針決定に向けた協議を進める |
| 令和8年3月議会 |
馬曲温泉公園の方針を決定 |
温泉施設の活用検討の進め方
11月以降、新たな事業者の募集に向けたスケジュールについて、次のように想定をしています。
お問い合わせ
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード