korashiきじまだいら 木島平村の暮らし応援ガイド
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4 ○郷に入れば郷に従う 木島平村は、村に住む人がお互いに協力し、助け合って暮らす「共助の精神」を基本としています。地域によっては、濃厚な人間関係があり、そこで暮らすためには、あいさつはもちろんのこと、「郷に入れば郷に従う」ということわざのとおり、昔からのしきたりに従うことが求められることもあります。 木島平村には27の「区(集落)」があり、地区によっては、共益費として「区費」を支払う義務が生じます。区費は区民のために、その地域の道路の修繕や、福祉、環境衛生など幅広い事業に活用されます。 金銭面以外でも、清掃、草刈り、雪囲い、祭りの準備などの協働作業や隣組長、環境衛生委員、水利委員、祭典団などの役職を依頼されることもあります。都市部での近所付き合いとは違った負担を求められますが、地域コミュニティを維持していくために必要なこととして受け止めましょう。 ○地域に馴染む努力をする 木島平村で楽しく暮らすには、できるだけ早くその地域に馴染むことです。そのためには、地域の信頼できる人の話をよく聞いて、集落の行事には積極的に参加することが必要です。また、行事終了後の懇親会は住民どうしの絆を深める良い機会です。このほか消防団や祭典団など、若者達が集う活動に参加することも地域に溶け込むための良い機会となります。 ○「よそ者」から「住民」へ 木島平村は、地域住民のほとんどが顔見知りです。プライバシーに関する事でも、都会より踏み込まれることが多くあります。移住して地域に入ったばかりのときは、「よそ者」として扱われることもあるかもしれません。しかし、多くの方と接して触れ合う機会を重ねることで、お互いに新しい「顔見知り」となり、やがて地域の一員として受け入れられるようになります。 暮らしの心得

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